展開手法

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部品展開

部品表(B/M:Bill of Materials)を用いての展開手法は2つの面から捉えることができる。1つは展開形式からみた場合であり、他方は展開方向からの観点である。展開形式は、ストラクチャ部品表のレベルをどのように捉えて展開するかの違いにより、一段階展開、多段階展開、集合展開の3つに分けられる。一段階展開は当該品目の1段階上位(親)または下位(子)の品目を展開し、多段階展開は、多段階上位または下位の品目を展開する方法である。また、集合展開は上位または下位のすべての品目をローレベルコードの順に展開する。
一方、展開方向は、当該品目の下位方向、つまり子とか孫とかを検索する正展開と、反対の上位方向、たとえば親とかその上位とかを捜す逆展開とに分けられる。正展開は、当該品目の構成品が何かを示し、逆展開は、当該品目がどのような品目に使われているかを示している。
このような展開形式と展開方向の組合せにより、一般的には右に示す6種類の展開手法がある。部品展開を参照。

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関連用語: 部品表


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このページは、Asprovaが2009年2月24日 10:39に書いたブログ記事です。

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