製造計画と工程管理の最近のブログ記事

工程検査

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Inspection between Processes

製造過程で行われる検査のことで、ある工程から次の工程へ移る際に行う内作品の検査をいう。これは、不良品が次の工程に流れて損失を生じることを防ぐための目的で行われる。


関連用語: 検査

ロット分割

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Lot Splitting

1ロット(通常は、オーダーが指示する製造数)を何回かに分けて製造することをいう。
これは次のような場合に発生する。

●機械故障などにより、指示された製造数の一部を製作した状態のままで作業が中断した時。
●資材が1ロット分揃わず、とりあえず必要に迫られている分だけ先送りして製造する時。
このようなロット分割に従い、オーダーをも分割して作業指示することを、オーダー分割という。

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関連用語: オーダー分割進度管理

ライン配置

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Line Layout 

フローショップ 設備の編成形式の1つで、フローショップとも呼ばれる。詳細は、フローショップを参照。


関連用語: 工程

ライン

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Line

設備の編成形式の1つで、各機械設備における仕事(ジョブ)の作業時間が同じ場合、その流れを1つとして編成した工程もしくはショップをいう。これは、ジョブの流れが一定で、たえず繰返し生産が行われ、かつ生産量が多い場合に有効である。ショップ内の流れの管理はほとんど必要なくなるが、製品の多様化への対応は難しくなる。また、投入サイクルタイムと各作業時間は一致し、ジョブの投入順序がそのまま完成順序となる。

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関連用語: 工程

予防保全

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Preventive Maintenance PM

"設備の予防医学"といわれる。すなわち、人間の病気予防と同じで、故障の発生する前に予備品の交換を行い、故障を防ぐ方法である。まず、日常保全(清掃、給油、小修正など)を行って設備の劣化を遅らせるとともに、運転ミスをなくす努力や訓練が必要である。さらに、定期点検を実施して劣化の傾向を把握し、部品や工具の修理、交換や予備品の整備を計画的に行わなければならない。事故が発生してから修理する事後保全に比べて、一般に経済的である。予防保全は、保全費と劣化損失との和を最小にすることで、経済性の向上が図られる。

mrp_182.jpg予防保全(PM:Preventive Maintenance)は、1951年(昭和26年)にアメリカから導入され、現在では生産保全(PM:Productive Maintenance)へと進展している。


関連用語: 設備保全


山積

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Loading 負荷山積

"やまづみ"と読み、MRPにて計画された各品目を、工程展開し、各工程単位に負荷を積むことをいい、普通、負荷山積という。詳細は負荷山積を参照。


関連用語: 能力所要量計画

山崩

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負荷調整

"やまくずし"と読み、負荷山積された負荷を平準化するために、調整することをいい、普通、負荷調整と呼ばれる。詳細は負荷調整を参照。


関連用語: 能力所要量計画負荷山積

保全予防

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Maintenance Prevention MP

設備は、故障しない設備が望ましい。また、故障した場合には、速やかに修理できることが望ましい。これらの要件に対し、設備を計画する段階から考慮し、信頼性の高い、保全性のすぐれた設備の設計、製作、設置を行う方法を保全予防という。改良保全から発展した保全の方法である。


関連用語: 設備保全

前工程

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ものをつくる順序(工順)を意識した場合に使われる工程の呼び名の1つであり、連続した2つの工程において順序が先の工程を前工程という。また、次の工程は一般に後工程という。


関連用語: 工程
反意語: 後工程

保全品目

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Items for Maintenance

生産設備の保全用部品のことである。なお、生産設備を製品として販売している製造企業にとって、この部品はサービス部品扱いとなる。


関連用語: 品目

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