段取り替えの最近のブログ記事

1回転締め

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段取り改革・改善における"治工具交換・簡素化"の1手法である。交換作業の中でもっともムダなのは、ボルトの取り外し・取り付け。ボルトをなくすことがベストであるが、どうしてもボルトが外せない場合、「小ナット」「Cワッシャ」「ダルマ穴」等の工夫をして、「ゆるめて取り外し、1回転で取り付け」を可能とする。これを「1回転締め」という。内段取り改革・改善に位置づけられる。

一発段取り

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一発段取りとは、一発切り替えともいわれ、段取り替えで発生するいろいろな作業をすべてワンタッチの動作で行うことをいう。これは段取り替え時間を限りなくゼロに近づけることを意味し、100秒未満を一般に一発段取りと呼ぶ。
これを実現するための段取り替え改革には、以下のような「段取り替え5つのゼロ化」がある。


①歩行のゼロ化
②内段取りのゼロ化
③ボルトのゼロ化
④直列作業のゼロ化
⑤調整のゼロ化

関連用語: シングル段取り

内段取り

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内段取りとは、段取り替えを大きく内段取りと外段取りの2つに分けた場合の1つである。これは機械設備を止めなければ、できない段取りをいい、その作業を内段取り作業、その作業に費やす時間を内段取り時間という。
一般に「段取り時間」とか「段取り作業」といった場合、この内段取り時間や作業を指すことが多い。

関連用語: 外段取り段取り替え

内段取り時間

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内段取りにかかる時間をいい、単に段取り時間ということもある。

関連用語: 外段取り時間

回転ボルト

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ナットを少しゆるめただけで金型を外すことが可能なボルト。金型替えの作業時間を短縮することができる。(図14)

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図14 ナットを取り外さない改革

カセット方式

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段取り替え作業をワンタッチ化する1方法。テープレコーダの"カセット"挿入・取り出しを応用した仕組みで、固定方法が簡素化される。金型の標準化やピンによる嵌合など、取り付け部の形状を改善する。ボルトゼロ、位置決め調整ゼロともなる。
プレスの金型や成形機の型取り付け・取り外しに用いられる。

関連用語: ボルトゼロ

シングル段取り

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工場改善コンサルタントの新郷重夫氏の提唱による段取り替えの名称で、10分未満で内段取りを行うことをいう。段取り改善の時間短縮の1対策。多品種少量生産かつ短納期という市場のニーズには分単位、秒単位で段取り替えをすることが必要である。

関連用語: 一発段取り

外段取り

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段取り替えのうち、機械設備を止めなくてもできる段取りのことをいう。つまり作業を中断しなくても段取り作業が進められる。たとえば、金型の事前準備やプレヒーティング等がある。

関連用語: 内段取り段取り替え

外段取り時間

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外段取りにかかる時間のこと。機械が稼働している時、機械の外で段取り替えのために前準備、後片づけしている時間。

関連用語: 内段取り時間

ダルマ穴

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ボルトを外さずに刃物や型を替える手法の1つ。ボルトを少しゆるめ、刃物や型を少し回転させて外す。取り付けはこの逆。型等の交換作業時間の短縮ができる。(図91)


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図91 ボルトを取り外さない改革

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