子捜し

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部品表(B/M:Bill of Materials)は、2つのマスターデータから成る。1つは品目マスターで、もう1つは製品構成マスターである。この品目と製品構成だけでは、親品目と子品目の関連を示す部品表はつくれない。これら2つのマスターの関係付けが必要になる。通常、部品表をつくるには、品目と製品構成の間に、2つの関連付けが必要になる。1つは自分の子供、つまり下位品目を捜すための関係付けであり、他方は、自分の親である上位品目を捜すための関係付けである。一般に前者を子捜しと呼び、後者を親捜しという。 子捜しとは、ある品目がどのような構成品目で成り立っているのかを示すための品目と製品構成の関連付けのことである。図のような部品表では、製品Xの下位品目はaとbであり、子捜しとして品目Xと製品構成X-a、X-bが関係付けられる。また、品目aは製品構成a-イと結ばれる。このようにして、他の品目も自分の子供を捜すための関係付けがなされる。

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関連用語: 部品表親捜し

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このページは、Asprovaが2009年2月24日 10:33に書いたブログ記事です。

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