標準作業票

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目で見る管理の道具の1つで、あらかじめ決められた標準作業が正しく行われているかどうかを、随時確認するために提示される。工程レイアウトや作業手順をひと目でわかるように"図"で表し、通称"歩行図"とも呼ばれる。
一般には、作業における"人・物・機械"の時間的経過・移動を表にした「標準作業組合せ票」と対で用いられる。またこれらは各作業者ごとに作成される。記入項目は以下のとおり。

①作業順序...作業順に機械配置図にNo.をつける。これを実線で結ぶ(なお工程の最初と最後は破線)
②品質チェック...品質チェックの必要な機械に印をつける
③安全注意...安全・保全面で注意の必要な機械に印をつける
とくに刃具
④標準手持ち...手持ちが必要な箇所に印をつける
⑤タクトタイム/サイクルタイム
⑥正味時間...標準作業手順に従って行った時の作業時間。これには、品質チェックや治工具交換時間は含まない
⑦標準手持ち数...最低限必要な手持ち数量。自動送り・人離しの物は1つに数える
⑧分解番号...複数の作業者でワークを完成させる場合必要である

関連用語: 標準作業組合せ票標準作業

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このページは、Asprovaが2008年1月29日 17:50に書いたブログ記事です。

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