改革の進捗状況を把握・管理できるように、改革項目をまとめ、各内容、担当責任者、実施着手日・納期・結果(確認)の欄を設け一覧表にしたもので、「目で見る管理」の1つである。これを掲示し改革方針の統一を図るとともに、推進会議で改善案を検討する叩き台ともなる。
なお、改革項目は巡視時などに洗い出し、あらかじめメモしておく。図10にその例を示す。
図10 ●記入例『ジャストインタイム生産革命指導マニュアル』、p.712より
関連用語: 5S改革項目一覧表
改革の進捗状況を把握・管理できるように、改革項目をまとめ、各内容、担当責任者、実施着手日・納期・結果(確認)の欄を設け一覧表にしたもので、「目で見る管理」の1つである。これを掲示し改革方針の統一を図るとともに、推進会議で改善案を検討する叩き台ともなる。
なお、改革項目は巡視時などに洗い出し、あらかじめメモしておく。図10にその例を示す。
図10 ●記入例『ジャストインタイム生産革命指導マニュアル』、p.712より
関連用語: 5S改革項目一覧表
改革推進体制において、統合司令部となり、目標の設定・導入手順や方法などを形づくり、現場での実施・運営をフォローしていく。メンバーには工場長・部長・課長クラスが適任。
こうした体制組織を称するほか、実際に改革会議の場として設けた部屋のことも指す。
JIT推進室と同義。
関連用語: JIT推進室
改革はまず、旧★ふる★い体質における固定観念を捨てることから始める。そこで一度心を白紙に戻し、"意識改革"を行う。その導入ポイントとなるのが、以下に示す「改革の基本精神十箇条」である。
①つくり方の固定観念を捨てよ
②できない理由より、やる方法を考えよ
③いい訳をするな、まず現状を否定せよ
④パーフェクトを求めるな、50点でよい、すぐやれ
⑤誤りはすぐ直せ
⑥改革に金をかけるな
⑦困らなければ"チエ"が出ない
⑧"なぜ"5回、真因を追求せよ
⑨1人の"知識"より10人の"チエ"を
⑩革新は無限である
JITによる生産現場の改革を全社的に推進するためには、まず体制の組織化が先決である。JIT推進室は、その中で事務局としてまたは改革推進的役割を果たすもので、メンバーには、統合的に情報と物の流れを熟知しかつIEの基礎知識をもつ人がふさわしい。
実際の推進手順・方法を取り決め、現場改革のディテールを指導していく。
関連用語: 改革推進室
JITとはJust In Time の略で「ジット」と呼ぶ。JIT生産とはJust In Time生産のことをいう。
関連用語: ジャストインタイム生産