生産計画スケジューラ(APS : Advanced Planning and Scheduling)による利益増大

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かんばん方式生産準備

 

Q: かんばん方式を用いる場合に必要な生産準備について教えてください。

A: かんばん方式を適用する場合でも、内示オーダにもとづいた生産準備が必要です。

    生産準備で行わなければならないのは、 

    1. 所要量計算と原材料の手配

    2. 工場の負荷チェック

    3. かんばん枚数の算定 

です。この機能はかんばん方式の機能ではありません。MRPを用いて所要量計算をしているケースも多く見かけます。しかし、MRPでは所要量計算はできますが、正確な所要タイミングを出すことはできませんし、負荷チェックの機能も不十分です。この問題点は生産計画スケジューラを活用することにより解決できます。自動車部品メーカーにおける生産計画スケジューラの適用事例として、生産準備に活用している例も多いのです。このようにかんばん方式を適用する場合でも、生産準備には生産計画スケジューラを活用することにより、より的確な生産準備が可能となります。また、生産計画スケジューラは、かんばん枚数の算定も行わせることもできます。 

関連項目 : < 生産計画コンサルティング コラム13 >

 

 

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