生産計画スケジューラ(APS : Advanced Planning and Scheduling)による利益増大

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有限能力ラフスケジューリング

 

Q: 有限能力ラフスケジューリングとは何ですか?

  有限能力スケジューリングとどう違いますか?

A: 有限能力スケジューリングは短期のスケジュールを立案し、現場に作業指示を出すことを目的にしています。計算結果として、作業順序を決定します。有限能力ラフスケジューリングは中期・長期のスケジュールを立案し、負荷チェック、原材料の所要量と最早所要タイミング、製造オーダの最早投入タイミングを算出するのが目的です。作業順序を決定せずに有限能力でスケジュールします。中長期の場合は実際の作業順序は変更される場合が多いので、作業順序を決めてしまうと、原材料の最早所要タイミング、製造オーダの最早投入タイミングが実際よりも遅くなってしまいます。有限能力ラフスケジューリングでは、作業順序を決めないで、原材料の最早所要タイミング、製造オーダの最早投入タイミングを求めます。 

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 実際の計算方法は、作業をバックワード無限能力で割り付けてから、負荷オーバーしている部分の作業を上から押して伸ばすような処理を加えて、負荷オーバーをなくしていきます。有限能力スケジューリングにより、MRPの固定リードタイムによる無限能力スケジューリングよりも高い精度の中・長期スケジューリングが可能となります。

関連項目 : 有限能力バックワードスケジューリング (JITスケジューリング)

関連項目 : 有限能力フォワードスケジューリング

 

 

 

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